ブレーキパットの交換時期

ブレーキから異音がきこえたら交換のサイン

異常なブレーキ音がする車でもその音によって修理する部品は異なってきます。一般的な修理はブレーキパッドの消耗によるバッド交換。この場合『キーーー』という高い金属音がしますが、警告音(初期段階)の音です。外側からみてもまだ5mmほどある場合があり、『まだ大丈夫』と思って、放置する人が多いでが、表と裏側では減り方が変わりますのでまずは点検です。

 

しかし、ブレーキバッドは外側と内側とがローターを挟み込むため、内側の消耗に気づかず、そのうち『ゴーーー』という唸り音に変わってきます。そこまで放置すると、ローターまで傷が入り、修理代がブレーキパッド交換の数倍まで掛かりますので初期段階での交換がおすすめです。

 

『シャーーー』という金属が擦れたような音が走行中にする場合はリヤのブレーキシューの消耗が考えられます。リヤのブレーキシューは主にパーキングブレーキ時に動作されるブレーキなので、フロントのブレーキパッドほど消耗されません。よって、車検時でもほとんど交換されることがありません。また、ドラムを外す作業やブレーキシューを交換する作業が面倒なために、点検すらせずに放置されることが多いのです。

これを放っておくと『シャーーー』という音がリヤ周りから鳴りだします。この音が鳴りだせば即交換したほうがいいです。その音に気付かず、放置すると、上記同様『ゴーーー』という唸り音が鳴りだします。こうなるとブレーキシューの鉄板部分がむき出しになり、ドラムカバーにめり込んでいきますのでドラムカバーを取り外すのも困難になります。

 

一番厄介なブレーキ修理はブレーキのキャリパー不良です。キャリパーとはピストン上になった部品が油圧でブレーキパッドを押し出す部品ですが、ピストンブーツの劣化により、ピストンに汚れやキズなどが生じ、ブレーキペダルを踏み込んでもピストンが動作しなくなるのです。この場合、異常音などはせず、ただただブレーキが利かなくなるという大変危険な状態になります。

しかし、左右のキャリパーが同時に悪くなることは非常に稀で、左右のどちらかが悪くなることが多いのです。それを確認するためには、ゆっくり走りだし、ブレーキをジワーッと踏み込み左右のどちらかに車体が振られる現象が起こります。また、逆にピストンが押し出されて戻らなくなることもあります。

 

この場合、常にブレーキが利いている状態ですので、その部分だけブレーキパッドのダスト痕が異常にみられることがあります。長時間の走行となるとブレーキオイルが異常に高温になりブレーキのシリンダー自体が故障する恐れがあります。

 

いずれにせよブレーキの故障は走行中に大変危険であり、事故の原因となりますので車検時に細かな点検や部品の交換をおすすめします。

 

カテゴリ:メンテナンス 

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