自動車のエアコンの故障と原因

エアコンの故障について

風が出ない

夏場に多いエアコンのトラブル。何も考えずに修理工場へ持ち込むのは高額な修理代を請求させられる原因となります。まずは自分で、症状を確認しましょう。エアコンのスイッチを風量MAXにしても風が弱い、風が出ないという症状はエアコンと関係ありません。エアコンフィルターのゴミのつまりやブロアモーター付近にゴミが付着している可能性がありますので、エアコンフィルターを取り外し、確認しましょう。フィルター自体は2000円~4000円ほどで購入できます。

エアコンが作動しない

車内のエアコンスイッチのAUTOまたはA/Cスイッチを押すとエアコンが作動します。その際、エンジンルームから『カチン』と音がします。この音がしなかったらエアコンのコンプレッサーが作動してない事のなります。その原因はいくつかあります。

①車内にエアコンスイッチの故障

 

A/Cボタンを押してもランプが点灯しなければスイッチの故障が考えられ、コンプレッサーまで信号が伝わってないことになりますので、エアコンスイッチの交換が必要となります。

 

②マグネットクラッチリレーの不良

 

エンジンルーム内にヒューズボックスがあります。その中にマグネットクラッチリレーがあり、これはヒューズのような役割があります。一時的に負荷が掛かったり、老朽化のためこのリレーが切れることがあります。このヒューズボックスの中に同タイプのリレーがあれば付け替えてテストしてみるといいでしょう。マグネットクラッチリレーの交換は1000円未満です。

 

③エアコンガスの不足

 

エンジンルーム内にエアコンのホースが通っています。その中間にガスの量がチェックできる窓があります。それをチェックすることでエアコンガスの状態を確認しましょう。

 

エアコンガスの充てんは一本当たり1000円~1500円です。軽自動車で最大3本、大型車で最大6本が目安となります。

 

④コンプレッサーの故障

 

エアコンの心臓部分となるコンプレッサーです。①~③までチェックした後、それでも『カチン』と音がしなければコンプレッサーの故障が原因です。作業はとても面倒で、部品代も高額のため、大きな出費を覚悟しましょう。

部品自体は正規新品部品よりもリビルト品(中古部品を分解修理したもの)が新品部品の半値以下で購入できますので負担が軽くなるはずです。

ガスが漏れている

ガス漏れはエンジンルーム内のどこで漏れているのか判断しかねる点検となります。その為、蛍光色のガスを充てんし、その漏れ箇所を特定します。その多くは、配管やコンデンサです。いずれも修理ができない為に交換での作業となります。

 

配管であれば、中古部品。コンデンサであればリビルト品をおすすめします。コンプレッサー同様に一旦はガスを抜かなければならないために、エアコンガスの充てんも同時に行います。

エアコンのメンテナンス

車のエアコンは家庭用エアコンと同様にまずはフィルターの清掃や交換が必要です。これを怠ると風量が弱くなったり、コンプレッサーなどに負荷がかかり故障の原因となります。最近の車はオートエアコンが多いために、常時エアコンを作動している人も少なくありません。使わないときはOFFにすることで、ガスの消耗やコンプレッサーの寿命を延ばすことになります。また燃費にも非常に影響が出る為燃費改善のためにも必要時以外はOFFにすることをオススメします。

エアコンは基本的に真空状態ですが、使用頻度が多く、年数も長く経過すると、細かなゴミや汚れが発生します。2年に一度は配管内を真空引きにし、新たなガスを充てんすることをオススメします。

 

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